インフルエンザ予防接種は予約不要です。
自費の方はWEB問診票をご入力のうえご来院ください。
予防接種はいつ受ければよいのかということですが、予防接種が始まったら早めに受けるのに越したことはありません。
早すぎるとワクチンの効果が早く切れると思われがちですが、ワクチンの効果期間は“5ヶ月”程もちます。(個人差はあります)
そして冬に流行するインフルエンザの期間は大体以下の通り。
10月に予防接種を行えば症状が深刻化しやすいA型の期間を凌げますし、症状が軽いB型の方も概ね効果が見込めます。
予防接種の効果が出始めるのは2週間程かかります。
13歳未満のお子様は2回の予防接種が推奨されております。
その場合の予防接種の時期や間隔について説明します。
2回接種取する場合は間隔を開けないといけないことや、
2回目接種後、数週間経って予防効果が発揮されることを考えると、1回目は早めに受けるべきです。
2回目は子供の場合は2週以上、4週間経った時に受けるのが最も効果的です。
ただ、2回目は8週以内なら同様の効果が得られるので、
間隔があく分には構いませんが、12月のインフルエンザに備えて11月末までには2回目を受けましょう。
最後に、予防接種の効果について詳しく説明していきます。 予防接種の効果には2種類の効果があります。
まず、一般的に知られている効果です。
インフルエンザワクチンにより抗体をつくることで、インフルエンザの発症を防ぎます。
大人の予防効果として以下のようなデータがあります。
子供の場合はまだ基礎免疫が少ないので、1回の予防接種では効果が現れにくく、効果も早く切れてしまいます。
そのため子供は2回の予防接種が望ましいのです。
そして、インフルエンザの予防接種には、インフルエンザを発症したとしても、重症化の予防という効果もあります。
予防接種を受けたのにインフルエンザにかかると、「予防接種は無駄だった…」
と思うかもしれませんが、そうではありません。
予防接種を受けていなかったら、もっと酷い症状に見舞われていたでしょう。
また、インフルエンザを予防する上で予防接種は非常に重要ですが、予防接種だけでは完璧に予防することはできません。
インフルエンザの感染経路などの正しい知識を身に付け、栄養や休養をしっかりとるのが大事です。